ドキュメンタリー映画 何を怖れる -フェミニズムを生きた女たち-

2014年8月26日 完成披露試写会(於:東京墨田区本所地域プラザBIG SHIP)

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映画をご覧になった方からのご感想をご紹介いたします。

2014年8月26日 完成披露試写会(於:東京墨田区本所地域プラザBIG SHIP)

70代
男性
価値ある映像が出来ましたね。
50代
女性
日本の女性が活性化したいい時代のドキュメンタリー映画で時代の大切な財産になると思います。
これをみた今の40~50の世代の女性がもっといろいろなことを考えたり話したりすることが大事だと思いました。広めたいと思います。
60代
女性
フェミニズムは、私の人格の一部。中核的部分「便所からの開放」のチラシは今でも保存しています。
50代 良かった
60代
女性
少し時代的な粗 もありながら、おなじ時代を意志をもって生きて来た人たちの一つのことに ちるスタンスの違いもふまえながら一つの時代を感じさせるよい映画でした。よく考えられた編集の、独創的でありつつ登場する人びとの先鋭性を体 する見事な音楽が印象に残りました。
60代
女性
同年代でありながら何の経験もしていないことに気付かされました。置かれている環境がいかに大事か…。これから模索しながら活動していきたいと思います。本当に一人一人の話をきけてよかった。
60代
女性
あっという間の2時間でした。自分の生きざまと重ねあわせて涙でした。私も未来ある60代前途洋々です。怖れるものなんて もう何もありません。
70代
女性
人選に疑問。企業の差別扱いに、裁判闘争で差別を是正させた多くの女性たちのことなど、それを支援した弁護士なども取り上げてほしかった。
40代
女性
日本の女性史を学ぶに必須の映画ができたと思います。
多くの方に見ていただきたいです。
50代
女性
良かった
70代
女性
この映画を作っていただいてありがとうございました。
「2時間」と開演前に知ったときは、長いと思いましたが、私にとってはあっと言う間の2時間でした。
同じ時代を生きて来たのに、全く違うところに居ましたのでこのような形で、時代を追ってまとめて見せて頂けて理解できました。お名前すら存じ上げなかった方々が大部分でしたので、画面に登場の都度お名前も出したらいいと思いましたが、わかっていらっしゃる方には、わずらわしいかなと思ったり…。私より若い方が、レベルが高くて難しかったと言ってました。帰宅して孫(24)に話しましたら「フェミニズムむかつく」と彼―流の理論を聞かされましたが、30代の若い友人は、リブ、女性学、フェミニズム全く知らないけど上野千鶴子さんはテレビで知ってる…と。
映画の途中で樋口恵子さんの「男を敵だとは思ったことない」が印象に残りました。
70代
女性
フェミニズムの究極の目標は「女性をもっと自由で幸せに」ということだと思いますが、一口にフェミニストと言っても、ここで取り上げられた女性たちのアプローチは、実にさまざまであることがわかります。がどの人も自分の思い定めた道をまっしぐらに突き進む行動力の持ち主で、それが多くの女性をひきつけて世の中を少しでも進める原動力になり得たのだと改めて感動を覚えます。また、伝達の手法としては、活字媒体よりも映像の方が表情、声、話し方が直接伝わってはるかに訴える力があると再認識しました。
田中喜美子さんのこれを発案して松井さんや上野さんを引きずりこんだ力、松井久子さんの取材力と短期間でまとめ上げられた力量に心から敬意を表します。「女の力」をまざまざと見せつける一篇に仕上がり、満足しています。関心のありそうな名古屋の友人にこれを知らせ見に行ってもらおうと思います。
50代
女性
昔「デボラ・ウィンガーを探して」という映画を見たことを思い出しました。それで、何をいったい怖れるのですか。タイトルについていろいろ考えました。
田中美津さんがおっしゃったとおり、玄人むけのドキュメンタリーです。私は大学紛争の世代よりひとまわり下で、男女雇用機会均等法が施行される前に「女はいらない」とかいわれながら就職して、男と同等に働けばなんとか職をもらえる立場で働き続けてきたので、リブ運動は長らく他人事でした。でも上野さんや田中さん、樋口さんの著作とはかなり読んでいますので、あの時代の雰囲気や社会を知っていて、女性解放運動にもなにがしかの興味関心をもっている人間であれば、この映画をみて、すんなりと共感できると思います。もともと田中喜美子さんが「いまのうち記録を」という依頼されて松井監督さんが制作されたのですから、その趣旨は成就されていて、いいしあがりになった思います。しかし、女性解放運動にまるきり興味のない若い男女がみたら、どの程度わかってもらえるかしら。そういうことを田中美津さんが「続編を作って」とおっしゃったような気がします。
60代
女性
怖れることは世代のギャップでしょうか。未だに日本の社会には女性に対するみえない壁がある。松井さんのご本も読ませていただきましたが、アメリカで映画をつくったときにアメリカは肩書きや経歴にとらわれずに仕事ができる自由さがあったそうですが、日本はまだまだそこには至りません。一見「雇用機会均等」「女性幹部登用」で「育児休暇」や「保育園待機児童解消」とマスコミではいわれていますが、一方で女性に対する社会の厳しさを感じている女の子たちの大半が「玉の輿にのって専業主婦になるのが夢」というのも確かです。それで専業主婦になって密室で子育てをして幸せかというとそれはそれで問題がある。私は職場で長年大学をでたばかりの新卒に仕事を教える役割をしてきましたが、とにかく仕事をやめずに働き続けてね!しっかりしてね!とアドバイスしたくなるような頼りなさを女の子に感じることが年々ふえてきています。
観客の輪を広げていくのであれば、60-80年代を知らない私たちの娘くらいの世代のもっている未来への閉塞感にどう訴えていくかという要素が付け加わっていくといいかなと思います。上映会と抱き合わせでトークショーをやるとか、そういう形式などがいかがでしょうか。
50代
女性
地表に湧いて出て来た地下水は、色も味わいも異なる清流をいくつも作り、険しい山間を縫って流れながら岩を削り、幅を広げ、合流し、一筋の、際立つ”川”を作った。実に壮大な映画。
試写会場の名前はBIGSHIP。なんてしゃれた演出!メッセージが体の芯まで深く入り込み、細胞の一つ一つにまで達したかと思う頃、更なる感動がふつふつと、じわりじわりと沸き上がってきた。
ひとつになって流れる川を、ミクロの視点で眺めて見れば、個性ある雫の集合体…。
そうだ。私は、その流れに自分の意志で合流した雫の一滴。先達が、それぞれの立場でそれぞれのやり方で作り上げてきたフェミニズムという理論とアクションを、自分わしいやり方で生き、次の世代へ渡して行く大きな川の流れの最小単位なのだ。
一粒の水滴に、急にスポットライトが当たったような、思いがけない感じ。
おこがましくて言えなかった。でも今なら言える。堂々と。私はフェミニストだ!と。
太陽光を映してキラキラと乱反射する川は、さらに雫を集め、水かさを増して大河となり、やがて海になる。この大河が海に流れ着いた時、どんな化学反応がおきるのだろうか?
70代
女性
「何を怖れる フェミニズムを生きた女たち」
どんな映画?国際女性映画祭へ行って見たい家族に頼み反対されそれでも末妹に付いてもらいガードマン付き鑑賞(人前では絶対つらい所見せるものかの私)わあ 一度見て感動でした。
映画の半分は彼女たちの話(途中監督様の姿も入り)これ位は平気よ、眉つり上げて語られる事なく話される内容はものすごいです。素敵な方々 これから時代も変化若い方が続けて引き受ける事もとても大切。観賞させて頂きありがとう御座いました。
田中様のやわらかい語り口 シャープするどい上野様ソフトにわかりやすくはなされます監督様 でも強い気持ちで制作 十分伝わって来ました。
拍手 拍子です。今後いろんな場所で上映がなされおおくの皆様にきっと感動の輪が広がる。
40代
女性
日本の女性史を学ぶに必須の映画ができたと思います。
多くの方に観て頂きたいです。
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